「スイートプリキュア♪」レビューを終えて
なんとか1年間全48話のレビューを終えることができました。
なぜ「スイートプリキュア♪」をレビューしようと思ったのか。
当初は、(「無印」から試聴していたのだが)よくわからなかった。
「フレッシュ」は全話見たし、「GOGO」の劇伴も好きだったのに。
やはり小学生の娘の意向が反映されていたようです。
「プリキュアの基本」はわかっていたつもりで見た。
ただ、どういうスタンスでレビューしたものか、迷った。
当ブログでは特撮作品のレビューしかしたことなかった。
以前、リメイク版「ヤッターマン」をやろうとして挫折。
アニメで全話レビューしたのも『ザ☆ウルトラマン』のみ。
どうも「実写に対してのアニメ」と見てしまう。
ただ、プリキュアには特撮に携わった方が参加していた。
その当たりで吹っ切れたような気がする。
音楽がテーマ。音符探し。幸せのメロディー。不幸のメロディー。
親に認められたい子と親の愛情を一身に受けている子。
そんな幼なじみのふたりがプリキュアとなったわけだが。
なった時点では大きな溝ができていた。
響さんは自分の想いをすべて自分中に抱えていた。
両親にも音楽にも奏にも。言えないことが多すぎた。
一方の奏は言いたいことをズバッと言う性格。
響さんも言われるままの女ではない。で喧嘩ばかり、と。
そんな2人にも幼い頃の共通体験があった。
今、仲違いしていても、過去においては繋がっていた。
それを思い出させた「レコード」によって2人は再び繋がった。
そのあともいろいろ痴話ゲンカはあったものの基本仲良し。
響さん、次に両親との関係を修復します。
ピアノが原因で音楽嫌いになった響さん。
というより団パパに褒められず叱られたせいですが。
忙しい両親も自分への愛情に満ちていたことを知りました。
関係さえ戻ればあとは「ピアニスト」になる夢が膨らみます。
みんなを笑顔にする為に。
奏さんは満ち足りた生活環境にあったように思います。
悶絶するのは王子先輩と肉球がらみくらいで。
響さんには何でも言えるというか言い合うことでわかりあってきた。
2人の関係がしっくりくれば奏さんに怖いものはない。
彼女自身は十分怖いんですが。
ハミィはどうか。
セイレーンとの関係が全てのような気がする。
セイレーンのことを信じて信じて信じ抜いて突破した。
愚直と言われるかもしれない。一途と言われるかもしれない。
まあ、どちらでもいい。
主人公・響が複雑な心理を抱えているから明快な方がいい。
終始一貫「セイレーンとは友達」でいいのだ。
リーダーとしての資質には疑問符もあったが最後の特攻でよし。
フェアリートーンは音楽の妖精であり起動アイテム。
ドドリーも含めて1人8役のくどまゆさんに驚愕。
彼女の存在がなければこの話は成立しなかった。
演じ分けもさることながらメイン回も2回務めた。
最後はデカいクレッシェンドトーンに成長してラスボスを倒す無双ぶり。
これを見たらもう何があっても驚かない。
セイレーンはノイズに操られていた。
その呪縛を解きはなったのはハミィ。
あの瓢箪型のペンダントは塗り込められたト音記号と勝手に解釈。
ペンダントが弾け、(プリキュア的な)人間態に変貌。
ハートのト音記号覚醒→キュアモジューレ獲得→キュアビート変身。
彼女はハミィと同じメイジャーランドの住人で人間ではない。
実体は「ネコ」なんだろうと思えるのだが。
「ビートさん、地面に落下する時は常にうつぶせ」とか。
最終決戦辺りではそうではなくなったのも激しが増したからだよ。
さて、ミューズさんですが。
「黒ミューズ」として当初のOPから出てました。
11話でドラマパートに現れてそこから中だるみ気味。
正直、これで良いのかとも思われた時期もありました。
正体が明らかになってからは「大活躍」でしたが。
まるで憑きものが取れたかのように。
初の小学生プリキュアも話数が少なかったのが返って良かったのかも。
主たる視聴者と同年代って意外と感情移入しにくいんですよねぇ。
「ウルトラ」の子供レギュラーなんか当時ウザかったし。
劇伴も「音楽」モチーフだけにバラエティに富んでいた。
一番好きだったのはラブギターロッド→ハートフルビートロックかな。
全体的に「美しい劇伴」だったのではと思います。
劇伴がイマイチだとあまり見ない人なんですよ、私。
大震災など色々あって順風満帆ではなかった1年。
話数も一つ減って全48話。路線変更も余儀なくされた。
悲しいことが何度あってもそのたびに乗り越えればいい。
そのメッセージをしっかり受け取って終わりにしたいと思います。
「スイートプリキュア♪」に関わった全ての方に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
今日、1月30日は「スマイルプリキュア!」の公式サイトオープン。
次の1年が「笑顔」に包まれた年になりますように。
なぜ「スイートプリキュア♪」をレビューしようと思ったのか。
当初は、(「無印」から試聴していたのだが)よくわからなかった。
「フレッシュ」は全話見たし、「GOGO」の劇伴も好きだったのに。
やはり小学生の娘の意向が反映されていたようです。
「プリキュアの基本」はわかっていたつもりで見た。
ただ、どういうスタンスでレビューしたものか、迷った。
当ブログでは特撮作品のレビューしかしたことなかった。
以前、リメイク版「ヤッターマン」をやろうとして挫折。
アニメで全話レビューしたのも『ザ☆ウルトラマン』のみ。
どうも「実写に対してのアニメ」と見てしまう。
ただ、プリキュアには特撮に携わった方が参加していた。
その当たりで吹っ切れたような気がする。
音楽がテーマ。音符探し。幸せのメロディー。不幸のメロディー。
親に認められたい子と親の愛情を一身に受けている子。
そんな幼なじみのふたりがプリキュアとなったわけだが。
なった時点では大きな溝ができていた。
響さんは自分の想いをすべて自分中に抱えていた。
両親にも音楽にも奏にも。言えないことが多すぎた。
一方の奏は言いたいことをズバッと言う性格。
響さんも言われるままの女ではない。で喧嘩ばかり、と。
そんな2人にも幼い頃の共通体験があった。
今、仲違いしていても、過去においては繋がっていた。
それを思い出させた「レコード」によって2人は再び繋がった。
そのあともいろいろ痴話ゲンカはあったものの基本仲良し。
響さん、次に両親との関係を修復します。
ピアノが原因で音楽嫌いになった響さん。
というより団パパに褒められず叱られたせいですが。
忙しい両親も自分への愛情に満ちていたことを知りました。
関係さえ戻ればあとは「ピアニスト」になる夢が膨らみます。
みんなを笑顔にする為に。
奏さんは満ち足りた生活環境にあったように思います。
悶絶するのは王子先輩と肉球がらみくらいで。
響さんには何でも言えるというか言い合うことでわかりあってきた。
2人の関係がしっくりくれば奏さんに怖いものはない。
彼女自身は十分怖いんですが。
ハミィはどうか。
セイレーンとの関係が全てのような気がする。
セイレーンのことを信じて信じて信じ抜いて突破した。
愚直と言われるかもしれない。一途と言われるかもしれない。
まあ、どちらでもいい。
主人公・響が複雑な心理を抱えているから明快な方がいい。
終始一貫「セイレーンとは友達」でいいのだ。
リーダーとしての資質には疑問符もあったが最後の特攻でよし。
フェアリートーンは音楽の妖精であり起動アイテム。
ドドリーも含めて1人8役のくどまゆさんに驚愕。
彼女の存在がなければこの話は成立しなかった。
演じ分けもさることながらメイン回も2回務めた。
最後はデカいクレッシェンドトーンに成長してラスボスを倒す無双ぶり。
これを見たらもう何があっても驚かない。
セイレーンはノイズに操られていた。
その呪縛を解きはなったのはハミィ。
あの瓢箪型のペンダントは塗り込められたト音記号と勝手に解釈。
ペンダントが弾け、(プリキュア的な)人間態に変貌。
ハートのト音記号覚醒→キュアモジューレ獲得→キュアビート変身。
彼女はハミィと同じメイジャーランドの住人で人間ではない。
実体は「ネコ」なんだろうと思えるのだが。
「ビートさん、地面に落下する時は常にうつぶせ」とか。
最終決戦辺りではそうではなくなったのも激しが増したからだよ。
さて、ミューズさんですが。
「黒ミューズ」として当初のOPから出てました。
11話でドラマパートに現れてそこから中だるみ気味。
正直、これで良いのかとも思われた時期もありました。
正体が明らかになってからは「大活躍」でしたが。
まるで憑きものが取れたかのように。
初の小学生プリキュアも話数が少なかったのが返って良かったのかも。
主たる視聴者と同年代って意外と感情移入しにくいんですよねぇ。
劇伴も「音楽」モチーフだけにバラエティに富んでいた。
一番好きだったのはラブギターロッド→ハートフルビートロックかな。
全体的に「美しい劇伴」だったのではと思います。
劇伴がイマイチだとあまり見ない人なんですよ、私。
大震災など色々あって順風満帆ではなかった1年。
話数も一つ減って全48話。路線変更も余儀なくされた。
悲しいことが何度あってもそのたびに乗り越えればいい。
そのメッセージをしっかり受け取って終わりにしたいと思います。
「スイートプリキュア♪」に関わった全ての方に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
今日、1月30日は「スマイルプリキュア!」の公式サイトオープン。
次の1年が「笑顔」に包まれた年になりますように。
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