「ちはやふる」第十四首「はなよりほかにしるひともなし」
クィーン・若宮詩暢登場!
全国大会個人戦は級別の対戦となります。
太一と肉まんくんはB級。奏でと机くんはD級。A級は千早だけ。
D級は段位なしのグループです。
「今日は敵ですね机くん!」カナちゃん燃ゆ。
対戦を確認しているとすぐ後で「クィーンが出てる」と須藤先輩。
クィーンの対戦相手は北央の後輩・甘糟くんらしい。
そして。期待にそぐわぬダサイ格好で登場した女性。
彼女こそ最年少クィーン・若宮詩暢である。
「よほどカルタがお好きなんやねぇ・・・。」
ぶちっ。素でイヤミが染みついたクィーンに須藤先輩ブチ切れ。
「ブッコロス!」ついでに千早に「お前もブッツブス!」
「私の目標・・・。」千早はその姿に目を奪われるのであった。
1回戦開始。クィーンのカルタが見たいと集中していない千早。
早々に札を連取される。そうこうしてる内にクィーンは速攻で勝利。
24枚差。甘糟くん、1枚しか取れませんでした。
千早も集中し直して1回戦を突破。2回戦の対戦発表。
「当たりたい・・・」「当たりたくない・・・」「当たりたい!」
「若宮詩暢」の票の下に「綾瀬千早」が置かれた。
早くもクィーンとの対戦が実現した。
クィーンの音のしないカルタに圧倒される千早。
2回戦不戦勝の太一が見たものは一方的な展開。
戦意喪失はしてないまでも狙い札が分かりやすい千早。
狙っていても取れなかった札。どうすれば・・・どうすれば・・・。
原田先生の言葉が頭を過ぎる。しかし、打開できない。
「ダディベア?」詩暢は千早のTシャツの柄に気を取られた。
詩暢のTシャツはヤバカワキャラ「スノー丸」だった。
ぽわ~んと千早。
ぽぇ~んと詩暢。
「同じ16才の女の子だ。勝てないわけない」と。
千早の攻めガルタが通用しない。囲い手すらダメだった。
勝つ想像が出来ない千早。このまま1枚も取れずに終わるのか。
そのとき、さいたまの高校生が会場の電気を不注意で消してしまう。
灯りが点いたとき、千早は落ち着きを取り戻した。
応援に来ている女帝や太一の姿が見える。
「手加減せんよ・・・」詩暢に新が重なる。
悔しい、1枚くらい取りたい!12才の千早が叫ぶ。
「失礼します」と立ち上がった千早は須藤ばりに相手を見下ろす。
そこで詩暢が左利きだということにやっと気がつく。
「どんだけテンパッてんの~!」ぐるぐるぐる~。
「戻ってきた」千早。流れを引き寄せろ。
守りガルタの一番奥を抜け。素敵すぎる悪魔の囁きが聞こえる。
詩暢「変な子」。そりゃそうだろうな。
クィーンから取る最初の一枚が1月のクィーン戦に繋がる。
「まぐれはイヤだ」ときわどいタイミングの札を相手に渡す。
「全ての札は自分の札」という原田先生のカルタではありえない。
そしてついに最初の一枚を取った!
おおーっ!初めてクィーンから一字決まりを奪った。
あの時と同じ札で。
「F音」。「ふ」になる前の「F」を千早は聞き分ける。
「ちはやふる」を送る千早。続く札も送り一発で連取!
千早が完全復活。クィーンの目の色が変わった。
圧倒的不利の状況の中、反撃の糸口を掴んで次回に続く。
1回で終わらすかと思ったんですけど前後編になりました。
それだけどデカイ敵との対戦ですからねぇ。
【今日の一首】
もろともに あはれと思へ 山桜 花より外に 知る人もなし
前大僧正行尊
(私とともに愛しいと思っておくれ山桜よ。私をわかってくれるのは君だけだから。)
クィーンの「孤独」。それでも16才の女の子。
それをわかってくれるのは千早だけなんですね。
全国大会個人戦は級別の対戦となります。
太一と肉まんくんはB級。奏でと机くんはD級。A級は千早だけ。
D級は段位なしのグループです。
「今日は敵ですね机くん!」カナちゃん燃ゆ。
対戦を確認しているとすぐ後で「クィーンが出てる」と須藤先輩。
クィーンの対戦相手は北央の後輩・甘糟くんらしい。
そして。期待にそぐわぬダサイ格好で登場した女性。
彼女こそ最年少クィーン・若宮詩暢である。
「よほどカルタがお好きなんやねぇ・・・。」
ぶちっ。素でイヤミが染みついたクィーンに須藤先輩ブチ切れ。
「ブッコロス!」ついでに千早に「お前もブッツブス!」
「私の目標・・・。」千早はその姿に目を奪われるのであった。
1回戦開始。クィーンのカルタが見たいと集中していない千早。
早々に札を連取される。そうこうしてる内にクィーンは速攻で勝利。
24枚差。甘糟くん、1枚しか取れませんでした。
千早も集中し直して1回戦を突破。2回戦の対戦発表。
「当たりたい・・・」「当たりたくない・・・」「当たりたい!」
「若宮詩暢」の票の下に「綾瀬千早」が置かれた。
早くもクィーンとの対戦が実現した。
クィーンの音のしないカルタに圧倒される千早。
2回戦不戦勝の太一が見たものは一方的な展開。
戦意喪失はしてないまでも狙い札が分かりやすい千早。
狙っていても取れなかった札。どうすれば・・・どうすれば・・・。
原田先生の言葉が頭を過ぎる。しかし、打開できない。
「ダディベア?」詩暢は千早のTシャツの柄に気を取られた。
詩暢のTシャツはヤバカワキャラ「スノー丸」だった。
ぽわ~んと千早。
ぽぇ~んと詩暢。
「同じ16才の女の子だ。勝てないわけない」と。
千早の攻めガルタが通用しない。囲い手すらダメだった。
勝つ想像が出来ない千早。このまま1枚も取れずに終わるのか。
そのとき、さいたまの高校生が会場の電気を不注意で消してしまう。
灯りが点いたとき、千早は落ち着きを取り戻した。
応援に来ている女帝や太一の姿が見える。
「手加減せんよ・・・」詩暢に新が重なる。
悔しい、1枚くらい取りたい!12才の千早が叫ぶ。
「失礼します」と立ち上がった千早は須藤ばりに相手を見下ろす。
そこで詩暢が左利きだということにやっと気がつく。
「どんだけテンパッてんの~!」ぐるぐるぐる~。
「戻ってきた」千早。流れを引き寄せろ。
守りガルタの一番奥を抜け。素敵すぎる悪魔の囁きが聞こえる。
詩暢「変な子」。そりゃそうだろうな。
クィーンから取る最初の一枚が1月のクィーン戦に繋がる。
「まぐれはイヤだ」ときわどいタイミングの札を相手に渡す。
「全ての札は自分の札」という原田先生のカルタではありえない。
そしてついに最初の一枚を取った!
おおーっ!初めてクィーンから一字決まりを奪った。
あの時と同じ札で。
「F音」。「ふ」になる前の「F」を千早は聞き分ける。
「ちはやふる」を送る千早。続く札も送り一発で連取!
千早が完全復活。クィーンの目の色が変わった。
圧倒的不利の状況の中、反撃の糸口を掴んで次回に続く。
1回で終わらすかと思ったんですけど前後編になりました。
それだけどデカイ敵との対戦ですからねぇ。
【今日の一首】
もろともに あはれと思へ 山桜 花より外に 知る人もなし
前大僧正行尊
(私とともに愛しいと思っておくれ山桜よ。私をわかってくれるのは君だけだから。)
クィーンの「孤独」。それでも16才の女の子。
それをわかってくれるのは千早だけなんですね。
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