「ちはやふる」第四首「しつこころなくはなのちるらむ」
今回から高校編に戻りました。
小学校卒業式の次の日。舞い落ちる桜吹雪。
千早と太一に見送られ新は福井へ帰っていった。
そして、舞台は京王線各停の車内。
通路を挟んで向かい合って座る千早と太一に距離感がある。
到着した「分倍河原」駅では太一の「彼女」が待っていた。
「たーくんだとう?」
千早は今度の試合でA級選手になったら一緒に「かるた部」創れ!
と言い残し駆け去っていくのであった。
太一が「た~くん」と呼ばれたことを誰かに言いたくて仕方がない千早。
携帯のアドレス帳には「綿谷新 福井の実家」。
携帯を閉じる千早。
大塚で行われた大会。気になった太一は来てしまっていた。
府中白波会の原田先生と再会。
中学時代の千早は陸上部に入った訳を聞く。
ピストルでのスタートがカルタに繋がるから、と。
大会が始まって千早は順調に勝ち進む。3回戦突破。
ここで「チョコレートサイン」が出た。
慌てて太一にチョコを頼む原田。しかしコンビニは臨時休業。
大金叩いて「GODI(VA)」のチョコ購入。
モリモリ食う千早。
「これおいしいね、太一。いろんな味があって。」
どさっ。いきなり白目向いて寝る。
そっとジャンパーを掛ける太一。
千早「太一優しいな。」原田先生「優しいな~。」
いよいよ決勝戦。勝てばA級。対戦相手は実力者・安田。
序盤に弱い千早はリードを許すも徐々に挽回。
一進一退の攻防が続く。千早が相手の札を取った。
そのとき千早は得意の「ちはや」の札を相手に送る。
「ちはや」の札を取ってダメージを与えようとしていた安田。
今度は札を取って「ちはや」の札を送り返す。
「戻された・・・。」
何度も往復する「ちはや」の札。両者意地のぶつかり合いである。
そして最後の1枚は「ちはやふる~・・・」で千早の勝利!
会場の外から見ていた太一に抱きつく千早。
「カルタやろう太一!」
そして福井の新への電話を決意する。
電話口の新にまくし立てる千早。
「悪いけど電話とかせんといて。カルタとかもうやってへんから。」
「えっ・・・。」新からの意外な言葉に言葉を失う千早。
新との思い出が過ぎる。
みんなあの頃のままだと思ってた。
カルタを続けていればきっとまた会えると信じていた。
千早の心に去来するものは・・・。
【今日の一首】
久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ
紀友則
(こんなのどかな春なのに、どうして桜は慌ただしく散ってしまうのだろう)
小学校卒業式の次の日。舞い落ちる桜吹雪。
千早と太一に見送られ新は福井へ帰っていった。
そして、舞台は京王線各停の車内。
通路を挟んで向かい合って座る千早と太一に距離感がある。
到着した「分倍河原」駅では太一の「彼女」が待っていた。
「たーくんだとう?」
千早は今度の試合でA級選手になったら一緒に「かるた部」創れ!
と言い残し駆け去っていくのであった。
太一が「た~くん」と呼ばれたことを誰かに言いたくて仕方がない千早。
携帯のアドレス帳には「綿谷新 福井の実家」。
携帯を閉じる千早。
大塚で行われた大会。気になった太一は来てしまっていた。
府中白波会の原田先生と再会。
中学時代の千早は陸上部に入った訳を聞く。
ピストルでのスタートがカルタに繋がるから、と。
大会が始まって千早は順調に勝ち進む。3回戦突破。
ここで「チョコレートサイン」が出た。
慌てて太一にチョコを頼む原田。しかしコンビニは臨時休業。
大金叩いて「GODI(VA)」のチョコ購入。
モリモリ食う千早。
「これおいしいね、太一。いろんな味があって。」
どさっ。いきなり白目向いて寝る。
そっとジャンパーを掛ける太一。
千早「太一優しいな。」原田先生「優しいな~。」
いよいよ決勝戦。勝てばA級。対戦相手は実力者・安田。
序盤に弱い千早はリードを許すも徐々に挽回。
一進一退の攻防が続く。千早が相手の札を取った。
そのとき千早は得意の「ちはや」の札を相手に送る。
「ちはや」の札を取ってダメージを与えようとしていた安田。
今度は札を取って「ちはや」の札を送り返す。
「戻された・・・。」
何度も往復する「ちはや」の札。両者意地のぶつかり合いである。
そして最後の1枚は「ちはやふる~・・・」で千早の勝利!
会場の外から見ていた太一に抱きつく千早。
「カルタやろう太一!」
そして福井の新への電話を決意する。
電話口の新にまくし立てる千早。
「悪いけど電話とかせんといて。カルタとかもうやってへんから。」
「えっ・・・。」新からの意外な言葉に言葉を失う千早。
新との思い出が過ぎる。
みんなあの頃のままだと思ってた。
カルタを続けていればきっとまた会えると信じていた。
千早の心に去来するものは・・・。
【今日の一首】
久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ
紀友則
(こんなのどかな春なのに、どうして桜は慌ただしく散ってしまうのだろう)
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