「ウルトラマン」第37話「小さな英雄」

怪獣酋長 ジェロニモン 地底怪獣 テレスドン
彗星怪獣 ドラコ 友好珍獣 ピグモン 登場

突如、銀座のデパートに現れたピグモン。
自分のおもちゃを見て喜ぶピグモン。
科学特捜隊に出動が要請された。
現場に駆けつけた時、ピグモンはぐっすり居眠り。

しかし、なにかピグモンの様子がおかしい。
ピグモンは科特隊が引き取ることになった。
何かを訴えたがっているようだ。

イルカの言葉の権威・権田博士に解読を依頼することになった。
確かに言葉だということはわかったが、かなり難解。

イデの様子もなんだかおかしい。
怪獣語の翻訳機の開発に取り組んでいて徹夜続きらしい。
スパイダーとマルス133の修理も忘れるほどであった。
しかし、イデの悩みはもっと深かった。

「我々科学特捜隊がどんなに頑張っても結局、敵を倒すのは、
 いつもウルトラマンだ。
 ボクがどんな新兵器を作っても大抵役に立たんじゃないか。
 いや、新兵器だけじゃない。
 我々科学特捜隊もウルトラマンさえいれば必要ないような気がするんだ。」

ハヤタは「持ちつ持たれつだよ」とイデを労う。

「そうかなあ・・・。ボクはウルトラマンさえいれば十分だと思うんだ。」

ピグモンが突如、暴れ始めた。
その頃、ドラコとテレスドンが出現し格闘を始めていた。
別の怪獣の声が響き渡ると2体は急におとなしくなった。
ドラコは翼をもがれたまま。角の数が増え、両手の鎌が指に。
テレスドンはやや劣化が見えるものの変更点はなし。

翌日、イデの翻訳機にピグモンのメッセージが入れられた。

「科学特捜隊とウルトラマンに倒された怪獣たちが、
 ジェロニモンの力で命を復活して、科学特捜隊に復讐するため、
 総攻撃をかける。
 あと5時間で世界各地から60匹以上怪獣が、日本に集結する。
 今のうちに早くジェロニモンを倒せ。
 ジェロニモンは怪獣の酋長だ。超能力を持っている。注意せよ。」


ジェロニモンの居場所にはピグモンが案内した。
怪獣集結地点は大岩山だった。

「ピグモン表に出てはだめよ、ね。」
フジ隊員、そう言うんならドアをしっかり閉めましょうね。

ドラコに立ち向かうハヤタとイデ。
イデは空を見るばかり。「ウルトラマンが今にくるさ。」
ハヤタが諫める。
「ウルトラマンは我々が力一杯戦っている時だけ力を貸してくれるんだ。」

テレスドンはスーパーガンのトリプルショットで絶命。
ドラコは悠然と歩いている。

「ウルトラマン、何をやっているんだ。」

イデはとにかくやる気がない。
ハヤタの攻撃で右肩を負傷したドラコがイデに迫る。

「ウルトラマーン!ウルトラマーン!!」

絶叫するイデ。フラッシュビームを見つめるハヤタ。
絶体絶命のピンチに現れたのはピグモンだった。
ドラコを小馬鹿にしたように動き回る。
足を取られた所をイライラしたドラコに叩き潰されてしまった。
ピグモンは駆けつけたハヤタの腕の中で息を引き取った。

「ピグモーンッ!!!」

ハヤタはイデの襟首を掴みまくし立てた。

「イデっ!ピグモンでさえ我々人類の平和の為に、
 命を投げ出して戦ってくれたんだぞ!
 科特隊の一員としてお前は恥ずかしいと思わんのかっ!!!」

イデをぶん殴るハヤタ!

「ボクが間違っていた・・・くそうっ!」

ドラコに立ち向かうイデ。
「イデ隊員発明の新兵器・スパーク8をお見舞いするぜ!」

ドラコは撃ち抜かれて消滅した。
ここの映像、当時結構ショッキングでした。
単に爆発じゃなく撃ち抜かれた箇所が消えていくのですから。

そして、キャップ・アラシ・フジの眼前にジェロニモンが姿を現した。
反重力光線で巻き上げられる3人。
ハヤタは満を持してウルトラマンに変身した。
3人を救出したウルトラマンはジェロニモンにキック。
ジェロニモンが尻尾から発する羽根がウルトラマンを襲う。
飛びだした瞬間、ウルトラマンの胸に羽根が突き刺さった。
悶え苦しむウルトラマンはなんとか岩場に身を隠す。
ジェロニモンは超能力で羽根を操っていた。
身を隠したウルトラマンの背中にも羽根が突き刺さる。
堪らず飛び上がったウルトラマンを羽根が追い、取り囲む。
ウルトラマンはスペシウム光線で地道にすべて撃退。
尻尾の羽根を失ったジェロニモンに飛びかかる。
頭の羽根をむしり取りハゲにしたあと反重力光線をバリアで返す。
舞い上がるジェロニモンを受け止めたウルトラマン。
しかし、もうエネルギーがない。
イデにスパーク8での攻撃を促すウルトラマン。
スパーク8が炸裂し、ジェロニモンは消滅。

「やったー!やったぞーっ!ジェロニモンはオレがやったぞーっ!」

ウルトラマンは深く頷き飛び去っていった。
最初に見た時は、わざとイデにやらせたと思っていました。
イデを立ち直らせるために。
しかし、本当にエネルギーが切れそうだったという解釈もできますね。
スペシウム光線の撃ちすぎでエネルギーは少なくなっていたでしょう。
シーボーズの時もエネルギーがなく、運べなかったこともありましたし。
まあ、最後飛んでいったんでわざとやったんでしょうね、やっぱ。

駆け寄る科特隊の面々。
「依頼心を捨てて人類の平和のために頑張りまーすっ!」
「イデさんは今日の英雄よ。」
「英雄はここにもいるぜ。」
ピグモンの亡骸を抱えてハヤタがやってきた。

「我々科学特捜隊はピグモンに対し、
 人類の平和に尽くしたその功績を認めて、
 科学特捜隊特別隊員の称号を与える。」

「黙祷ーっ!!!」

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この記事へのコメント

鹿野苑
2007年04月14日 10:54
この回のサブタイトルは「怪獣酋長」ではなく「小さな英雄」ですよ。
なんと言ってもピグモンが可愛かったですねえ。デパートで居眠りしてる姿なんか実に可愛かった。それだけに死んだときは可哀想で泣きました。

イデ隊員は科特隊の力を過小評価してるけど、実は科特隊はかなり強いです。退治した怪獣・宇宙人の数はかなり多いはず。少なくともMATやTACに比べれば成績はズバ抜けてます。私自身、入隊するならGUYSか科特隊が良いです。
かめ吉
2007年04月14日 17:26
>鹿野苑さま
間違えました(汗)訂正しておきました。
何でこんな間違いを・・・お恥ずかしいです。

防衛チームの成績表みたいなのを以前どこかのサイトで見たような気がします。
ZATだって改造ベロクロンや改造ベムスターを倒してますからねえ。意外にも。

科特隊やGUYSは良い戦績です。
ブラッド
2013年01月30日 14:45
この回は「射つな、アラシ」と並んで大好きな話です。リアルタイムで見ていた私にとってもイデ隊員の立ち直りは本当に嬉しかったし、ウルトラマンの優しさが心に染みます。そしてピグモンの犠牲に心をうたれました。
たまっちのドライバー
2013年03月10日 09:25
初めて投稿させて頂きます。
先日来、MXテレビでリマスター版を見ており、先週がピグモンの回でした。
あのビートルでお留守番のシーンから、すでに目頭が熱くなっていました。
気になっているのは、たぶん軍歌だと思われますが全員で黙祷をする最終シーンで使われる曲です、耳馴染みはあるのですが。
怪獣好き
2015年08月01日 11:27
久しぶりに投稿します。今回の登場したテレスドンが何故、あっさり倒されたか?考えてみました。以前はナパーム攻撃にも耐えられた体なのに今回は弱体化したのか?自分なりに考えてみたらたぶん、テレスドンは元々は地底怪獣で夜しか行動できず、地底人同様に陽の光に弱いのではないだろうか?今回は昼間に登場したので体力も無く、弱っているところに科特隊の攻撃を受けたのであっさり死んだのではないだろうか?と思います。逆にドラコは以前よりもさらに凶悪化してる気がしました。この2体の怪獣の対比が面白く思います。そして前話ではアラシ隊員、今回はイデ隊員と科特隊員の任務について困惑し、最後には立ちなおらせる話が続いたのも素晴らしいですね。前話と今回はウルトラマンでは名作中の名作と思います。

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