「ウルトラQ」第10話「地底超特急西へ」

人工生命 M1号 登場

北九州までの地底超特急の試運転が行われた。
最高時速450キロ、東京から3時間で到着する。
いなづま号はまさに夢の超特急だった。

こっそり忍び込もうとする靴磨きの少年イタチ。
喫茶店の店員ヘチマと一平も同じ考え。
イタチとヘチマは肩車して変装。
カメラマンとしていなづま号に乗ろうとする一平。
なんだか、のどかな展開。

しかし、いなづま号には大変なものが乗っていた。
それは相川博士が製造に成功した人工生命第1号。
普段は高圧ボンベに封じ込められている。

一平がカメラ機材のケースと間違えてたのだ。

M1号を入れたケースは保管庫に入れられることに。
しかし、その直前に浴びたフラッシュがいけなかった。
カメラのフラッシュで急速に細胞分裂を開始。
猿人のような姿のM1号となった。
運転手は逃げだし、M1号が機械をいじってしまう。
彼の「運転」によりいなづま号は暴走。
客車は切り離した。
しかし、イタチが運転車両に残されていた。
M1号はなぜか車両の屋根に移動。
いなづま号はそのまま車止めに衝突して大破。
イタチの隠れていた保管庫は宇宙まで飛ばされる。
M1号もその衝撃で宇宙空間まで飛ばされていた。

「ワタシハカモメ」

そう言いながら衛星軌道を回る保管庫とM1号。
地球にオーバーラップする「終」の文字。

こ、これでいいのか?
どう考えてもイタチは死んでしまったのだろう?

ナンセンスギャグのようなタッチ。
しかし、人工生命という重いテーマ。
まだ、バイオや遺伝子工学なんて一般的じゃない時代。
このあたりがSFとしての「Q」の凄いところだね。

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この記事へのコメント

2006年12月22日 16:41
僕がまだ生まれていない時の作品ですが、「超特急」という未来への希望が、何とも輝いて見えますね。
かめ吉
2006年12月22日 16:52
>安部義豊さま
実際に新幹線が我が故郷・北九州まで開通したのは確か1975年3月のこと。
しかし、東京までは「ひかり(最高時速250キロ)」最短で6時間30分くらいかかっていましたねえ。
現行の「のぞみ(最高時速300キロ)」では4時間40分くらいですか?
40年前に想定した「超特急」をまだ超えられないんですからねえ。空想科学の世界はスゴイ!

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