「ウルトラマンマックス」第29話「怪獣は何故現れるのか」

牛鬼怪獣ゲロンガ登場。

白黒の画面。
洞窟を這い回る怪獣ゲロンガ。
そして、このナレーション。

「これから30分。あなたの目はあなたの体を離れ、この不思議な時間に入り込むのです。」

おお、ウルトラQだ。
ゲロンガが工事現場から出現。
デザインはネロンガに大きな角と頭髪を着けたもの。
・・・と思ってみてみると視点によって表情が違う。
横や後から見ると「ネロンガ」風なのだが、正面顔が違う。
これを意図的にやったのなら素晴らしい。
ネロンガと思わせて実は違うイメージの怪獣。
40年前のゲロンガの声にネロンガのものが混じってましたね。
バラゴン→パゴス→ネロンガの着ぐるみ変化も同じだからだ。
改造なのに違うシルエットを創る。簡単そうでなかなかできないことなのだ。

40年前の「アンバランス」の撮影時に目撃されたゲロンガ。
結局、「お蔵入り」したといういきさつを逆手に取った話。
監督役は満田氏。村石監督も出演。
きっとホントに撮影に無許可で坑道に入ったりしてたんでしょうねえ。
40年前のゲロンガはもっと小さく、一平の攻撃でキバを折られて退散。
代々木公園に足止めをされていたゲロンガが放送局に接近。
コソコソ逃げた上田耕生役の赤星昇一郎氏はもっと弾けてほしかったな。
マックスにもう一本のキバを折られ涙を流すゲロンガ。
マックスはゲロンガを故郷の奥多摩の地中に帰してやる。

「奥多摩山中の地下深くに運ばれた模様です。東京の危機は去りました。」
おいおい。奥多摩は東京都でしょうが。

SF作家・佐橋健児役の佐原健二氏。
喫茶店のマスター・西郷保彦役の西条康彦氏。
そしてヨシナガ教授役の桜井浩子氏。
言わずとしれた「ウルトラQ」のレギュラー3人組。
ラストシーンでは3人で空を見上げる。その先には虹。
しかも昔の特撮のように「安っぽいが味のある」虹。

そして「終」の文字。
ラストまでウルトラQや~。カンドー。

「怪獣が実際に現れるようになったのは、人間が怪獣の出現を望んだからではないか。」
「いつしか怪獣は単に作り物の存在ではなく、我々の想像の中で現実化していった。」

佐橋氏のこの言葉は「怪獣は何故現れるのか」という問いの答えである。
そして、ウルトラシリーズが40年以上も続いた理由でもある。

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  • #29.怪獣は何故現れるのか

    Excerpt: ウルトラQのレギュラー陣が総出演のサービス編。マックスって本当に何でもアリな番組なんですね・・・(^^;;;)。ウルトラQをリアルタイムで体験した人にとっては、特に最後のスリーショットなんてたまらない.. Weblog: ULTRAMAN MAX.blog racked: 2006-01-14 18:34
  • ウルトラマンマックス29、「ウルトラQトリオ再会」

    Excerpt: 牛鬼怪獣ゲロンガ登場  休暇でデートのカイトとミズキ。  ミズキが積極的?  羨ましいなぁ・・・。  カフェのテレビで怪獣出現を知る二人。  DASHの連絡網は??? ◆  牛鬼.. Weblog: 子育てパパのブログ日記Next racked: 2006-01-15 17:25