「帰ってきたウルトラマン」第32話「落日の決闘」

変幻怪獣キングマイマイ登場。

竜神トンネル付近の地震を調査するため私服で登場の郷・南・上野。
なぜか上野だけヒッピー(←死語)姿。
姿だけではなく行動まで怪しくなってしまっている。
テンガロンハットの南隊員がキャンプしているのも怪しいけど。

過去に起きた竜神トンネル開通目前の落盤事故。
その事故で父を失った太郎少年は、自分を捨て東京へ行った母を憎んでいる。
それで東京がらみの人にいたずらを繰り返していた。
調査を進めると横穴に潜むキングマイマイが原因だった。
やがて鍾乳洞で凍っていたキングマイマイ(幼虫)が現れた。
初見時の印象は「太ったゴーストロン」。
尻からおならを出して爆発させるこの怪獣。
シャマー星人の元祖か。
ヒッピー姿の上野隊員のリュック爆弾で右腕を吹き飛ばされて倒れた。
そのまま空を飛んでいく上野隊員。
「隊長、上野隊員が。」冷静な岡隊員と隊長。

落日の頃、キングマイマイは脱皮し成虫へと変貌。
夕陽を受けたその姿は幻想的な美しさである。
さすが「夕陽の大木」といわれた大木淳(現・大木淳吉)監督である。
取れたはずの右手は元通りになっていた。
一度やられたと見せかけて糸でウルトラマンを絡め取るキングマイマイ。
ブレスレットを呑み込ませ体内で爆発させとどめを刺した。
夕陽に向かってを飛翔するウルトラマン。

「ヒーロー」上野隊員は木に引っかかったまま。
エンディングは真昼になっていた。
ということは次の日までそのままだったのかねぇ。

暗いトーンの第31話と変わって美しいビジュアルの第32話。
様々な引き出しを見せてくれる「11月の傑作群」。

次は名作の呼び声高い「怪獣使いと少年」。
テーマは異民族に対する日本人の「差別」である。
上原正三氏が二度と書けないだろうと述懐した作品だ。

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  • 32 落日の決闘

    Excerpt: 11月の傑作群 特撮監督が演出したドラマが抱える問題 千束北男 大木 淳 「竜神岳方面の頻発地震は、まだ怪獣の仕業だと決まったわけではない。 深夜になったら我々は、.. Weblog: 光の国から愛をこめて racked: 2008-11-17 13:55
  • プラダ 財布

    Excerpt: 「帰ってきたウルトラマン」第32話「落日の決闘」 あしたはきっとやってくるさ!/ウェブリブログ Weblog: プラダ 財布 racked: 2013-07-10 02:35