「帰ってきたウルトラマン」第31話「悪魔と天使の間に・・・」
囮怪獣プルーマ 宇宙怪人ゼラン星人登場。
伊吹隊長の娘・美奈子(←漢字違うかも)が連れてきた聾唖の少年・風間テルオ。
教会で知り合ったという点もタイトルもクリスチャンの市川森一氏らしい。
市川節はラストまで全開です。
テレパシーで郷に話しかけたテルオはゼラン星人だった。
ウルトラマンがプルーマに勝った時がウルトラマンの最期だ。
テルオにつかみかかる郷はMATの職員に取り押さえられる。
伊吹隊長に事情を話すが当然信じてもらえない。
やがて小学校の地下からプルーマが出現。MATは出動する。
テルオの一芝居でプルーマを攻撃できない。
病院に収容されたでも郷は少年につかみかかり、精神鑑定を受ける。
もちろん郷の精神に異常はない。
伊吹隊長は苦悩しながらも天使のような娘の優しさ・思いやりを優先させる。
つまり、公務に私情を挟んだわけだ。
伊吹「私はあの子を何かの偏見で人をだましたり疑ったり、差別したりするような娘には育てたくないんだ。」
伊吹隊長の言葉に郷は真実を明らかにするために予言をする。
郷 「明日、あの病院の近くに怪獣が出てくるはずです。」
「あの宇宙人がテレパシーで僕にそう宣言しました。」
「もし、この予言通りに怪獣が現れたら僕の言っていることを信じていただけますか?
あの少年が宇宙人だということを。」
伊吹「正直言って私はあの少年よりむしろ君の方が宇宙人じゃないのかという気になってるよ。」
郷 「どう思われようと隊長の勝手です。
あの宇宙人はウルトラマンを抹殺するのが目的なんです。」
「ウルトラマンがピンチに陥ったら、あの少年を捕まえて下さい。」
ひとりで作戦室を出て部屋に戻る郷。
郷の予言通り怪獣プルーマが病院のそばに出現。
一か八か郷はウルトラマンに変身する。
プルーマは至近距離からのスペシウム光線を受けても倒れない。
ウルトラマンはウルトラブレスレッドでプルーマを葬った。
しかし、これがワナだったのだ!
ブレスレッドをゼラン星人が強力な磁力で誘導しているのだ。
まさにウルトラマンの大ピンチ!
「ウルトラマンがピンチに陥ったら、あの少年を捕まえて下さい。」
伊吹の脳裏に郷の言葉が繰り返し流れる。
病院内で美奈子に会った伊吹は「お前はもういい。」と避難させる。
テルオを発見した隊長は誘導装置を破壊、テルオの喉を打ち抜いた。
血を滴らせながら崩れ落ちるテルオ。
抱きかかえたテルオの顔は悪魔のようなゼラン星人に変わり果てていた。
このテルオくんを演じた子役。
セリフがひとつもないのにうまい!目で演技している。
特に最後、伊吹隊長に喉を打ち抜かれて絶命するシーン。
その恨めしそうな目は今見てもゾクッとする。
ラストシーン。教会から駆けだしてくる美奈子。
郷「僕ならあの少年は遠い外国へ行ったと言いますね。お嬢さんを傷つけないためにも。」
伊吹「いや、君がそう言ってくれるのはありがたいが、やはり事実を話すつもりだ。
人間の子は人間の子さ。天使を夢見させてはいかんよ。」
天使のような笑顔の美奈子ちゃんのアップでエンディング。
大人になるって天使の羽根を少しずつ汚していくことなんだろうか・・・。
悪魔だってもともとは天使だったんだから・・・。
そして、人間はいつだって悪魔になれるのだから・・・。
悪魔と天使の間に・・・人間がいるんだよ。
伊吹隊長の娘・美奈子(←漢字違うかも)が連れてきた聾唖の少年・風間テルオ。
教会で知り合ったという点もタイトルもクリスチャンの市川森一氏らしい。
市川節はラストまで全開です。
テレパシーで郷に話しかけたテルオはゼラン星人だった。
ウルトラマンがプルーマに勝った時がウルトラマンの最期だ。
テルオにつかみかかる郷はMATの職員に取り押さえられる。
伊吹隊長に事情を話すが当然信じてもらえない。
やがて小学校の地下からプルーマが出現。MATは出動する。
テルオの一芝居でプルーマを攻撃できない。
病院に収容されたでも郷は少年につかみかかり、精神鑑定を受ける。
もちろん郷の精神に異常はない。
伊吹隊長は苦悩しながらも天使のような娘の優しさ・思いやりを優先させる。
つまり、公務に私情を挟んだわけだ。
伊吹「私はあの子を何かの偏見で人をだましたり疑ったり、差別したりするような娘には育てたくないんだ。」
伊吹隊長の言葉に郷は真実を明らかにするために予言をする。
郷 「明日、あの病院の近くに怪獣が出てくるはずです。」
「あの宇宙人がテレパシーで僕にそう宣言しました。」
「もし、この予言通りに怪獣が現れたら僕の言っていることを信じていただけますか?
あの少年が宇宙人だということを。」
伊吹「正直言って私はあの少年よりむしろ君の方が宇宙人じゃないのかという気になってるよ。」
郷 「どう思われようと隊長の勝手です。
あの宇宙人はウルトラマンを抹殺するのが目的なんです。」
「ウルトラマンがピンチに陥ったら、あの少年を捕まえて下さい。」
ひとりで作戦室を出て部屋に戻る郷。
郷の予言通り怪獣プルーマが病院のそばに出現。
一か八か郷はウルトラマンに変身する。
プルーマは至近距離からのスペシウム光線を受けても倒れない。
ウルトラマンはウルトラブレスレッドでプルーマを葬った。
しかし、これがワナだったのだ!
ブレスレッドをゼラン星人が強力な磁力で誘導しているのだ。
まさにウルトラマンの大ピンチ!
「ウルトラマンがピンチに陥ったら、あの少年を捕まえて下さい。」
伊吹の脳裏に郷の言葉が繰り返し流れる。
病院内で美奈子に会った伊吹は「お前はもういい。」と避難させる。
テルオを発見した隊長は誘導装置を破壊、テルオの喉を打ち抜いた。
血を滴らせながら崩れ落ちるテルオ。
抱きかかえたテルオの顔は悪魔のようなゼラン星人に変わり果てていた。
このテルオくんを演じた子役。
セリフがひとつもないのにうまい!目で演技している。
特に最後、伊吹隊長に喉を打ち抜かれて絶命するシーン。
その恨めしそうな目は今見てもゾクッとする。
ラストシーン。教会から駆けだしてくる美奈子。
郷「僕ならあの少年は遠い外国へ行ったと言いますね。お嬢さんを傷つけないためにも。」
伊吹「いや、君がそう言ってくれるのはありがたいが、やはり事実を話すつもりだ。
人間の子は人間の子さ。天使を夢見させてはいかんよ。」
天使のような笑顔の美奈子ちゃんのアップでエンディング。
大人になるって天使の羽根を少しずつ汚していくことなんだろうか・・・。
悪魔だってもともとは天使だったんだから・・・。
そして、人間はいつだって悪魔になれるのだから・・・。
悪魔と天使の間に・・・人間がいるんだよ。
この記事へのコメント
はじめまして。
いわゆる「11月の傑作群」は今となっては再現が困難な内容が多いですが、35年のときを経ても考えさせられるのは根本的に問題が解決されていないという証拠なんでしょうね。
表面的には違っていても・・・。