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help リーダーに追加 RSS 七夕の夜にウルトラを思う

<<   作成日時 : 2008/07/07 22:40   >>

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7月7日は七夕。そして「特撮の神様」こと故・円谷英二氏の誕生日。

牽牛と織姫が年に一度天の川で出会うことを許された日。
そんな日になぜかウルトラを思う私。
そのエピソードをストレートに表現したのが、
エース第14話「銀河に散った5つの星」のラスト。

星司「1年に1度、あの天の川で牽牛と織姫が出会うんだね。」
夕子「牽牛と織姫って恋人同士なの?」
星司「うん。」
北斗の顔を見つめて、
夕子「私たちは、いったいなんなのかしら・・・。」

同じ7月7日が誕生日の星司と夕子。
夕子の心を星司はどれだけ理解していたのか?
それとも照れ隠しであろうか。
夕子の言葉に星司は「えっ・・・?」と絶句してしまう。
そして、第28話での別れの時にも・・・。
最後に「星司さん」と呼びかけた夕子に「妹」と告げる。
星司にとって夕子は「妹」であり、「織姫」ではなかった。
これが当時の「特撮ヒーロー番組」の限界だったのか・・・。

牽牛と織姫は7月7日が晴れないと逢えないのだろうか?
この疑問は小学生の時から持っていた。
二人の再会の伝説は天空で起きるのであり、我々は関係ない。
たとえ晴れなくても「我々が見られない」だけである。
二人は毎年、天の川を渡って出逢っているはずだ。

ウルトラマン第15話「恐怖の宇宙線」でのこと。

ガヴァドンを宇宙へ運んだウルトラマンは約束する。
7月7日の夜、ガヴァドンに会わせてあげよう。
「七夕の夜、雨が降ったらどうなるんだよう。」
星になったガヴァドンがそっと涙を流す。

ここでは星になったガヴァドンと地上の子供たちとの再会。
だから雨が降ったらガヴァドンに会えないことになる。
天空と地上という異空間でのことだからだ。
だからガヴァドンは涙を流し、ウルトラマンは絶句する。

伝説上の牽牛と織姫だからこそ毎年の再会が許される。
星となった怪獣と人間では許されないのだ。
異世界と現実を結ぶ糸は、なんと細く危ういものか。
子供たちの「希望」ですらこうなのだから。

この事態にウルトラマンはどうすることもできない。
彼自体が「伝説」の存在なのだ。
子供たちを「理解」した「措置」とはいえなかった。
ウルトラマンも地球人の複雑な心に戸惑ったことだろう。


7月7日はいろんな思いが浮かんでは消えていく・・・。

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